感染前「持病なし」が40%超 新型インフル、米調査
【ワシントン共同】新型インフルエンザで入院した大人の40%以上は基礎疾患(持病)がなく、感染前は健康だったとの疫学調査結果を、米疾病対策センター(CDC)が13日、発表した。
基礎疾患のある人が重症化のリスクが高いとされているが、CDCは「健康な人にとっても深刻なウイルスだ」として注意を呼び掛けている。
CDCは、米国の10州から患者データを入手、4月から8月末までに入院した大人約1400人を分析した。入院した人のほとんどが65歳未満で、26%はぜんそく、10%は糖尿病など計52%は基礎疾患があり、6%は妊婦で、計58%はインフルエンザが悪化しやすいリスクの高いとされた人たちだった。
だが40%以上は健康だった人だという。CDCは、データの分析が十分でないため、この中に肥満など高リスクの人が含まれている可能性があるとしているが「健康な人でも細菌感染を併発するなどして深刻な結果を招くことがある」と注意を呼び掛けている。
CDCは子どもの入院患者約500人のデータも集めたが、十分な分析はできていないとしている。
AP通信によると、米国では入院患者の全数調査はしていないが、これまでに新型インフルエンザで9千人以上が入院、死者は600人以上の可能性がある。また81人の子どもが死亡したと報告されている。
引用(2009年10月14日)